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Square(スクエア)は、ビジネスの決済手段を革新し、利便性と柔軟性を提供しています。
だがその決済手数料は、一口に言っても決済方法によって異なり、気になるポイントですよね。
対面決済やオンライン決済、それぞれの手法で手数料が変わることをご存知ですか?
そこで今回は、Squareの決済手数料一覧と決済方法による手数料の変動について、詳しく見ていきましょう。
実店舗での決済やオンライン販売、それぞれのシナリオでかかる手数料について、お得な情報をまとめました。
Squareの柔軟な利用方法や手数料の仕組みを把握することで、ビジネスの運営や販売戦略を見直すヒントが得られるかもしれません。
さあ、Squareの決済手数料を知って、ビジネスをさらに効率化しましょう。
[本家よりも詳しい]スクエア・ターミナルの導入方法と3機種の違い
Square(スクエア)のオススメポイント
Squareの強み
電子決済の複雑さが導入をためらう事業者は少なくありませんが、Squareは簡単な審査と操作で安心して利用できます。初めてシステムを導入する方でも利用しやすく、振込手数料が無料で入金も迅速です。日本のIT化は進んでいますが、まだ途中段階。新しい流れに乗りたい方にとって、Squareは好都合なサービスです。
- iOS、Androidに対応
- 素早い入金
- POSレジアプリ『SQUARE POSレジ』が無料
- 最短当日審査ですぐに利用できる
iOS、Androidに対応
スクエアのレジは、タブレット型のPOSレジアプリを使うためには、モバイル端末が必要です。ほとんどのiOSやAndroidのモバイル端末で使えますが、一部機種では非対応の場合もあるので、選ぶ際には注意が必要です。
素早い入金
Squareの最大の魅力は、迅速な入金です。三井住友銀行やみずほ銀行などでは翌営業日、その他の銀行でも毎週金曜日に入金が行われます。これに対し、楽天ペイは楽天銀行以外では翌日の入金が難しく、他の銀行では都度振込申請処理が必要です。この素早い入金は、中小企業や個人事業主にとって特に重要視されており、Squareの人気の一因となっています。
POSレジアプリ『SQUARE POSレジ』が無料
POSレジは、売上や顧客、在庫管理などを一元管理するシステムを搭載したレジのことです。データ分析により、売れる商品や顧客嗜好を的確に把握し、売上を最適化します。
『SQUARE POSレジ』は無料で利用可能で、費用は決済手数料のみです。
Square レストランPOSレジには飲食店の運営に必要な全てが
最短当日審査ですぐに利用できる
スクエアの申し込みは、営業許可書や登記簿謄本の提出は不要です。申込みは約10分で完了し、審査結果は最短で当日に通知されます。スクエア導入までの期間は約1週間で、急いで導入したい方にもおすすめです。
このようにオススメのスクエアの決済手数料はどうなっているのでしょうか?ここから実際の決済方法ごとに違ってくる手数料を詳しく見ていきましょう。
Square(スクエア)の決済手数料 【機能別 早見一覧表】
以下の表は、Square(スクエア)の決済機能ごとと決済ブランド別の手数料を整理しました。
決済端末による決済 | カード情報手入力による決済 | |
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.25% | 3.75% |
QUICPay 交通系IC PayPay | 3.25% | 不可 |
iD | 3.75% | 不可 |
Square請求書 | 定期請求書 (自動継続課金) | |
VISA Mastercard AMEX JCB DinersClub Discover | 3.25% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 不可 |
オンラインビジネス | オンラインチェックアウト | サブスクリプション | eコマースAPI | ブラウザ決済 | |
VISA Mastercard AMEX JCB DinersClub Discover | 3.60% | 3.60% | 3.60% | 3.60% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 | 不可 |
オンライン販売・チャージ | 店舗販売・チャージ (決済端末を使用) | 店舗販売・チャージ (カード情報手入力) | |
VISA Mastercard AMEX | 3.25% | 3.25% | 3.75% |
JCB DinersClub Discover | 不可 | 3.25% | 3.75% |
iD QUICPay 交通系IC PayPay | 不可 | 3.25% | 不可 |
これらの表は、Square(スクエア)のさまざまな決済機能やカードブランド別の手数料を示しています。それぞれの決済方法やブランドに対する手数料は、特定の取引金額やサービスの利用状況によって異なる場合があります。
それでは、各決済機能が一体どういったものなのかも併せて、これから詳しく解説していきます。
Square(スクエア)の対面での決済の場合の決済手数料
お店や訪問販売などの場面での決済手数料は、支払いの方法や使用する決済端末によって異なります。
ここでは、対面決済時の2つのケースを考えます。
- 決済端末を使用した場合
- カード情報を手動で入力する場合
それぞれの決済方法の特徴と、それに伴う決済手数料について解説していきます。
決済端末を使用した場合
決済端末を使用した決済とは、カードやスマートフォンなどを専用の端末でスキャンして行われる支払い方法です。
2023年12月の時点では『Square(スクエア)』の決済端末で決済した際の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover QUICPay交通系ICPayPay | 3.25% |
iD | 3.75% |
※Square(スクエア)では、3つの異なる決済端末と、Androidスマートフォンをそのまま決済端末として利用できるTap to Payの4つの決済方法を提供しています。どの決済端末を選んでも、先述した決済手数料が適用されます。
Square(スクエア)の決済端末については、以下の記事をご覧ください。
Squareターミナル・スタンド・リーダーの決済端末を比較する!
カード情報を手動で入力する場合
Square(スクエア)の決済アプリを使用すれば、決済端末を持たなくても、カード情報を手動で入力することでカード決済ができます。
※ただし、決済端末を用いた場合に比べて、不正利用のリスクが高いことから決済手数料が0.5%高くなります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系IC9種PayPay | 不可 |
対面での支払いにおいて、決済端末がない場合、ICチップを読み取ることができないため、電子マネー決済は行えません。また、カード情報を手動で入力しての決済は一般的ではないため、お客様にとっても不安を感じることがあります。
そのため、対面決済では決済端末の利用をお勧めします。カード情報を手動で入力する際には、故障した決済端末の代替として限定的に使用するのが無難です。
Square(スクエア)請求書の決済手数料
Square 請求書アプリをダウンロードすることでカード決済に対応した請求書の作成・発行が可能です。
効果的な請求書作成ソフトウェアは、あらゆる業種の請求処理をスムーズにサポートします。
・請求書や見積もりをいつでもどこでも制限なく送信可能
・定期請求書の送信を予約できる機能
・カード情報を安全に保存し、次回以降の請求時に利用可能
・支払いリマインダーを自動で送信する設定機能
・請求書の支払状況をリアルタイムで把握できる機能
・支払い完了後には電子レシートを自動で送信可能
Square 請求書アプリは、ビジネスにおける請求処理を効率化し、迅速かつ正確に行える手段となります。
※請求書決済における手数料は、各決済ブランドごとに異なり、一般的な請求書決済では3.25%の手数料が適用されます。さらに、定期請求書のカード自動引き落としに関しては、手数料が3.75%となります。
ただし、PayPayや電子マネーなどの支払い手段は利用できませんので、予めご了承ください。
Squareの請求書決済による決済手数料は?
請求書決済の基本的な決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.25% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※決済端末を用いた対面決済と同じ決済手数料です。
定期請求書(自動継続課金機能)
定期請求書は、定められた期間や金額での支払いを自動的に行う便利な機能です。事前にカード情報を登録しておくことで、例えばジムやレンタルオフィスなどの月額制サービスにおいて、自動引き落としをスムーズに実現できます。
定期請求書(自動継続課金機能)の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※JCBを除く決済ブランドに関しては、通常の請求書決済よりも手数料が0.5%高い設定になっています。
Squareのオンライン決済の決済手数料
Square(スクエア)は、実際の店舗だけでなく、オンライン決済にも関連する機能を豊富に提供しています。
Squareのオンライン決済機能
- スクエアオンラインビジネス(ネットショップ)
- スクエアオンラインチェックアウト(リンク決済)
- サブスクリプション
- eコマースAPI
- ブラウザ決済
※オンライン決済の多くの機能は、JCBの場合には3.95%、他の決済ブランドでは3.60%の手数料でご利用いただけます。ただし、PayPay決済や電子マネー決済は利用できませんので、ご注意ください。
スクエアオンラインビジネス(ネットショップ)による決済手数料
Square(スクエア)オンラインビジネス(ネットショップ)の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
※「スクエアオンラインビジネス」は、月額利用料や販売手数料などは一切かかりません。利用には決済手数料のみが必要です。
有料プランもありますが、基本的な機能は無料プランで提供されており、ネットショップ開業に必要な機能はすべて無料でご利用いただけます。
また、実店舗を持つ事業者の場合、SquareのPOSレジ機能を使用することで、実店舗とオンライン上の売上や在庫情報を連携させることが可能です。
スクエアオンラインチェックアウト(リンク決済)による決済手数料
「スクエアオンラインチェックアウト」は、リンク形式の決済サービスです。決済用のURLを作成し、それをメールやSMS、SNSのダイレクトメッセージなどで顧客に送るだけで、手軽にオンライン決済ができます。
ネットショップを作る手間がなく、誰でも簡単にオンライン決済を導入できるのが特長です。
「スクエアオンラインチェックアウト」の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
サブスクリプションによる決済手数料
サブスクリプションは、定額料金支払いに特化したオンライン決済機能です。定期請求書とは似ていますが、定期請求書は特定の取引先に向けたサービスです。一方、サブスクリプションは広く不特定多数の顧客を対象にした支払い方式です。
※料金体系においてもサブスクリプションの方が一般的に料率が低く設定されています。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
eコマースAPIによる決済手数料
外部システムで『Square(スクエア)』のECシステムのデータを活用し、そのシステムを介して決済を行う場合の決済手数料は、以下のようになります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.60% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
eコマースAPIは、主に開発者向けに提供されているサービスであり、「スクエアオンラインビジネス」や「スクエアオンラインチェックアウト」を利用する一般ユーザーには直接関係がありません。
ブラウザ決済による決済手数料
パソコン上でも行える機能で、対面決済時にカード情報を手動で入力して決済を行うことができます。
ブラウザ決済による決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
公式サイトでは、電話販売などでのカード情報入力をお客様自身ではなくお店側が行うことを推奨していますが、実際にカード番号やセキュリティコードを電話口で入力してもらうのは現実的ではありません。
一方、「スクエアオンラインチェックアウト」では、お客様に対してメールやSMSで決済用のリンクを送信し、お客様自身で安全にカード情報を入力してもらえます。
ブラウザ決済は機能として提供されていますが、実用性においてはあまり有用ではないかもしれません。
スクエアギフトカードの決済手数料
Squareのギフトカードは、お会計時にQRコードやバーコードをスキャンするだけで簡単に利用できます。これにより、お客さまもお店も手軽に使えます。また、ギフトカード情報は顧客プロフィールに保存されるので、次回以降の支払いもスムーズに行えます。
※Squareのeギフトカードは無料で設定できますが、カード式のギフトカードを購入する際には、お客さまが初めて購入するときに通常の決済手数料がかかります。ただし、その後はギフトカードを使用する際には手数料はかかりません。
カード式ギフトカードの価格はご注文枚数によって異なりますが、Square ギフトカードを販売するためには、サブスクリプションや長期契約は必要ありません。
オンライン販売・チャージ
Squareのギフトカードをオンライン上で販売・チャージする際にかかる決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEX | 3.25% |
JCBDinersClubDiscoveriDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
「スクエアギフトカード」のオンライン販売やチャージにおいて、利用可能な決済ブランドはVISA、Mastercard、AMEXのみとなっており、それに制限されています。
店舗販売・チャージ(決済端末利用時)
店頭で「スクエアギフトカード」を販売・チャージする際は、決済端末の有無によって決済手数料が変動します。一方、オンライン販売では、利用できない決済ブランドでも販売・チャージが可能になります。
決済端末を使用して「スクエアギフトカード」の販売・チャージをする場合の決済手数料は以下の通りです。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscoveriD QUICPay交通系ICPayPay | 3.25% |
店舗販売・チャージ(カード情報手入力)
「スクエアギフトカード」を店頭でカード情報を手動で入力して販売する場合、決済手数料の料率は決済端末を使用する場合よりも高くなります。
決済ブランド | 決済手数料 |
---|---|
VISAMastercardAMEXJCBDinersClubDiscover | 3.75% |
iDQUICPay交通系ICPayPay | 不可 |
Square(スクエア)の導入方法
Squareのキャッシュレス決済を利用するには、アカウント作成が必要です。数分でパソコンやスマートフォンから簡単に作成できます。登録時には、メールアドレスや事業内容、代表者情報、決済代金の入金先口座情報などを入力していただくことになります。
\ アカウントの作成はこちらからどうぞ! /
登録時に入力したメールアドレスに、キャッシュレス決済に関する審査結果が通知されます。審査完了後、アカウントが有効化され、キャッシュレス決済を利用できるようになります。
Squareのキャッシュレス決済を利用するには、Squareの決済端末が必要です。これはSquareの公式オンラインショップや正規代理店で購入できます。端末が届いたら、使い方ガイドに従って初期設定を行ってください。
準備が整ったら、キャッシュレス決済を始めましょう。決済後、売上金から決済手数料を差し引いた金額が、登録した口座に自動的に振り込まれます。
まとめ:Square(スクエア)の決済手数料一覧と決済方法で変わる手数料
Square(スクエア)の決済手数料は、決済方法によって異なります。対面決済や店頭でのカード情報手入力では、通常の決済手数料よりも料率が上がります。一方、オンライン決済ではVISA、Mastercard、AMEXなどの決済ブランドが利用可能です。
このシステムでは、月額利用料や振込手数料などの追加料金は一切かかりません。さらに、Squareを導入する際には最低決済額や契約期間の縛りもありません。利用者が実際に決済を行わない限り、料金は発生しません。
Squareのギフトカードは、店頭での販売やオンライン販売においても利用可能です。ただし、店頭でのカード情報手入力時の決済手数料は、決済端末を使用する場合に比べて料率が高くなります。
総じて、Squareは決済手数料のみで利用が可能で、月額利用料や追加料金はかかりません。オンラインや店頭での決済方法によって手数料が異なることや、決済ブランドに制限がある点を把握した上で、導入を検討すると良いでしょう。
興味がある方や導入を検討している方は、Squareアカウントを作成し、各機能を試してみることをお勧めします。
\月額固定費無料でカード決済導入/
よくある質問
- Squareの決済手数料は一律ですか、それとも決済方法によって異なりますか?
-
Squareの決済手数料は決済方法によって異なります。対面決済や店頭でカード情報を手入力する場合の手数料は、決済端末を使用する場合よりも料率が上がります。
- Squareの利用には月額利用料や振込手数料などの追加料金がかかりますか?
-
Squareの利用には決済手数料以外に追加料金はかかりません。月額利用料や振込手数料、POSレジアプリのインストール、払い戻し手数料、チャージバック手数料、アカウントの無効化などには料金は一切かかりません。
- Squareのオンライン販売で利用できる決済ブランドはどのようなものがありますか?
-
Squareのオンライン販売ではVISA、Mastercard、AMEXといった決済ブランドが利用可能です。ただし、店頭で販売・チャージする場合は利用可能な決済ブランドが限定されています。