MENU

飲食店の営業許可証を再発行するには?更新や紛失での手続きについて!

  • URLをコピーしました!

飲食店を経営されているオーナーさん・店長さんは自店の営業許可証の更新や紛失してしまってどうすればいいのか?罰則はないのか?再発行できるのか?で悩んでいませんか?

実は、基本的には保健所で再交付ができます。

ではどのように手続きをして必要な書類は何なのかを今回の記事では詳しく解説しています。

今回の記事でわかることは、

営業許可証の有効期限の有無は?

更新に必要な手続き・費用は?

更新するタイミングはいつ?

営業許可証の期限切れの対応はどうすればいいの?

営業許可証の提示しておくべき場所は?

などが詳しくわかるようになっています。

私は、飲食業界に30年以上携わってきました。

色々なオーナーさんの下でたくさんの飲食店を立ち上げ・立て直しをしてきました。

だからこそわかる細かのところを記事にしています。

少しでも参考にしてください。

それでは、私と一緒に詳しく見ていきましょう!

注目記事:飲食店舗開業・物件探し・内外装・デザイン・全てお任せのトータルサービス!

タップできる目次

飲食店の営業許可証を再発行するには?

飲食店の営業許可証を再発行する場合、以下の一般的な手順に従うことが一般的です。ただし、手続きの詳細や必要な書類は地域や国によって異なる場合があります。したがって、所在地の地方自治体や関連する規制機関に直接問い合わせ、正確な情報を入手することが大切です。

以下は一般的な再発行手順の一般的なステップです:

  1. 必要な書類を収集する:
    • 営業許可証の再発行に必要な書類や情報を収集します。これには、過去の許可証のコピー、証明写真、事業者情報、許可の種類に関する情報などが含まれます。
  2. 地方自治体または規制機関に連絡する:
    • 営業許可証の再発行手続きを行うために、所在地の地方自治体や食品衛生局など関連する規制機関に連絡します。通常、彼らはどの部署に連絡すべきかを指示します。
  3. 必要な手数料を支払う:
    • 営業許可証の再発行には一般的に手数料がかかります。手数料の支払い方法や金額について、関連する機関に問い合わせて確認します。
  4. 書類を提出する:
    • 必要な書類と手数料を提出します。提出方法や必要な書類について、関連機関から指示があります。
  5. 審査と承認:
    • 提出された書類が審査され、再発行が承認された場合、新しい営業許可証が発行されます。このプロセスには時間がかかる場合があるため、事前に計画を立ててください。
  6. 新しい許可証の受け取り:
    • 承認後、新しい営業許可証を地方自治体や関連機関から受け取ります。通常、許可証は可視性の高い場所に掲示する必要があります。
  7. 更新と注意:
    • 営業許可証は一定期間ごとに更新する必要があることが一般的です。許可証の有効期限を確認し、更新の手続きを忘れないようにしましょう。

営業許可証の再発行手続きは、適切な書類の提出と関連機関との協力が必要です。手続きのスムーズな進行と許可証の有効性を保つために、地元の規制機関とコミュニケーションを取りながら行うことが重要です。

飲食店の営業許可証に有効期限はあるの?

飲食店の営業許可証には有効期限が設けられています。営業許可証は、保健所から発行される許可証であり、飲食店が衛生面で適切に営業できることが確認された証明書です。

営業許可証の有効期限は、保健所によって異なりますが、一般的には1年から3年程度が設定されています。有効期限が切れた営業許可証を持っている場合、飲食店は営業できなくなる可能性があります。また、営業許可証の更新手続きは、有効期限が切れる前に行うことが必要です。

営業許可証の有効期限は、飲食店の衛生管理の維持や、消費者の健康と安全を守るために設けられています。営業許可証の有効期限を過ぎてしまわないように、定期的に更新手続きを行うことが大切です。

では、次に更新の手続き方法や費用を見ていきましょう。

注目記事:飲食店のドリンク原価率をしっかり計算することで利益を確実に伸ばす!

営業許可証の更新に必要な手続き・費用は?

こちらも地方でバラつきがあります。

更新に必要な手続きは?

電子更新ができる地域もありますが、基本的には保健所の窓口に行って、営業許可証と更新手数料を持って更新することになります。

飲食店の営業許可証を更新するためには、以下の手続きが必要です。

  1. 更新申請書の提出:営業許可証の更新には、更新申請書の提出が必要です。更新申請書は、所轄の保健所で取得することができます。提出期限に遅れないように、必要な書類とともに申請書を提出しましょう。
  2. 営業所の衛生状況の確認:保健所の担当者が、営業所の衛生状況を確認します。清潔さや衛生管理の徹底などが確認され、問題がある場合は改善を求められます。
  3. 講習の受講:営業許可の更新には、食品衛生に関する講習の受講が必要です。講習内容は、食品の取り扱い方法や衛生管理の基本などが含まれます。講習を受けて合格することで、営業許可の更新が可能となります。
  4. 手数料の支払い:営業許可の更新には、手数料の支払いが必要です。手数料の金額は、保健所によって異なります。支払い方法や期限についても、保健所に確認しておきましょう。

以上が、飲食店の営業許可証を更新するために必要な手続きになります。営業許可の更新手続きは、有効期限が切れる前に行うことが大切です。定期的に更新手続きを行い、飲食店の衛生管理を徹底しましょう。

営業許可証を紛失した場合は後で書きます。

更新する際は期間が切れる10日前までに手続きをするのが基本となります。

更新にかかる費用は?

営業許可取得の費用は地域によって異なりますが、新規で取得するなら16,000円〜19,000円ほどの費用が必要です。

もし、継続や更新を行うなら12,000円前後の費用がかかります。

行政書士や代行サービスの依頼をするなら30,000〜100,000円ほどの費用がかかります。

注目記事:飲食店の電気代平均は?電気代がかかる要因と改善方法の解説!

営業許可証を更新するタイミングはいつ?

先ほども触れましたが、更新する際は期間が切れる10日前までに手続きをするのが基本となります。

営業許可証を更新するタイミングは、有効期限が切れる前に行うことが一般的です。営業許可証には、有効期限が設定されており、その期限を過ぎると営業ができなくなってしまいます。

営業許可証の有効期限は、保健所によって異なりますが、一般的には1年から3年程度が設定されています。営業許可証の有効期限が近づいてきたら、更新手続きを行うために必要な書類や手数料を準備し、保健所に申請しましょう。

また、営業許可証の更新には、食品衛生に関する講習の受講が必要となります。講習の受講は、更新手続きを行う前に行うことができるので、有効期限が切れる前に講習を受けておくことがおすすめです。

営業許可証は、飲食店が適切に衛生管理を行っていることを証明する重要な書類です。有効期限が切れる前に更新手続きを行い、衛生管理を徹底することで、お客様に安心して食事を提供することができます。

地域によっては時間のかかるところもあり、10日はあくまで目安となります。

親切な地域だと更新のお知らせのハガキをくれるところもあります。

注目記事:飲食店のランニングコストを考えよう!5つの見直しで利益獲得!!!

営業許可証の期限切れの対応はどうすればいいの?

営業許可証の有効期限が切れた場合は、即座に営業を中止しなければなりません。期限切れの営業許可証を持っている飲食店は、衛生管理に問題があると判断され、罰金や営業停止などのペナルティを受ける可能性があります。

期限切れの営業許可証を更新するには、保健所に申請する必要があります。保健所には更新手続きを行うための書類や手数料が必要となりますので、事前に準備しておくことが重要です。

また、期限切れの営業許可証の更新には、食品衛生に関する講習を受講する必要があります。講習の受講証明書も提出する必要がありますので、更新手続きを始める前に受講しておくことが必要です。

期限切れの営業許可証を放置しておくと、罰金や営業停止などのペナルティが課せられるだけでなく、お客様からの信頼を失うことにもつながります。早めに更新手続きを行い、衛生管理に徹底することで、安心して食事を提供することができます。

この次はその罰則について解説していきます。

注目記事:[解決!]飲食店の床がベタベタしていませんか?それ厨房からの油です!

営業許可証の期限切れの罰則

営業許可証の期限が切れた飲食店が営業を続けると、罰則が科せられる可能性があります。罰則は、保健所や自治体によって異なりますが、以下のようなペナルティが課せられることがあります。

・営業停止命令:営業許可証の期限が切れている状態で営業を続けた場合、営業停止命令が出されることがあります。営業停止期間中は、店舗を閉鎖しなければならないため、収入が得られなくなるという問題もあります。

・罰金:期限切れの営業許可証を持って営業を続ける場合、罰金が科せられることがあります。罰金の額は、自治体や違反の程度によって異なりますが、高額な場合もあります。

・再発行手数料の増額:期限切れの営業許可証を再発行する場合、保健所や自治体によって手数料が増額されることがあります。また、期限切れの営業許可証を持っていたことによって信用が落ちた場合、経営にも悪影響を及ぼすことがあります。

これらのペナルティは、営業許可証の期限切れを放置することによって生じるリスクを示しています。期限切れ前に更新手続きを行い、衛生管理に徹底することで、これらの問題を回避することができます。

もし無許可で営業をしていると罰則はとても重く、食品衛生法違反による2年以下の懲役または200万円以下の罰金の可能性があります。

罰則を受けると、営業を停止する必要があり、さらに2年間営業許可が取得できなくなります

もし、バレないと思って無許可営業をしていると、大変なことになるので注意が必要です。

保健所の職員は覆面調査を行なっているため営業許可証の期限が切れている店舗はすぐにバレます。

もし、営業許可の期限が切れた場合はすぐに営業を止めて、新たに営業許可の申請を行なってください。

次は、もし営業許可証を紛失してしまった場合について解説いたします。

注目記事:[知らないとヤバい!]飲食店の損益分岐点の計算方法と活用法を解説!

営業許可証紛失時の再発行について

営業許可証が紛失してしまった場合、再発行が必要になります。再発行手続きは、保健所や自治体によって異なる場合がありますが、一般的には以下の手順が必要になります。

  1. 営業許可証の紛失届を提出する 紛失した場合は、まず保健所や自治体に紛失届を提出する必要があります。届け出に必要な書類や手続きは、管轄する保健所や自治体によって異なるため、事前に確認することが重要です。
  2. 手数料を支払う 営業許可証の再発行には、手数料が必要になる場合があります。再発行手数料の額は、保健所や自治体によって異なります。手数料の支払い方法や期限なども事前に確認することが大切です。
  3. 書類の提出 再発行に必要な書類を提出する必要があります。提出する書類は、管轄する保健所や自治体によって異なるため、再発行前に確認しておくことが重要です。
  4. 営業許可証の再発行 手続きが完了すると、営業許可証が再発行されます。再発行された営業許可証には、新しい有効期限が記載されているため、期限切れにならないように再度確認することが大切です。

営業許可証が紛失してしまった場合は、再発行手続きを早急に行うことが重要です。また、紛失を防ぐためには、営業許可証を保管する場所や方法について、定期的に確認することも大切です。

また、手続き時には印鑑(法人では登記印や代表者の印鑑)が必要となることもありますので合わせて確認しましょう。

注目記事:飲食店の棚卸しの重要性!確定申告にも必要!わかりやすく解説!

保健所によっては再発行ができないことも

一度交付した営業許可証を紛失してしまったからといって再発行の申請を行いたくても、不可能な保健所も存在します。

その場合は、営業許可証の代わりに許可内容の証明書の発行を行っています。

必要となる提出書類や手続き時に必要なものは、再発行申請手続きとあまり変わりません。

せっかく交付された営業許可証ですから、紛失等がないよう、大事に扱うようにしましょう。

新しく営業許可を受けなければならない場合

■店舗を増築や改築した場合

■経営者が変更となる場合

■営業場所が変更(移転)となる場合

営業許可の変更届を提出しなければならない場合は

■営業場所の所在地や店舗名が変更となる場合

■経営者の名前が変更となる場合

注目記事:個人飲食店のレジにおすすめキャッシュレス決済[スクエアターミナル]

営業許可証の提示しておくべき場所は?

営業許可証は、飲食店の営業に必要な許可書であり、常に提示しておく必要があります。営業許可証の提示するべき場所は、以下の通りです。

  1. 入り口 営業許可証は、飲食店の入り口に掲示しておくことが求められます。入り口に掲示することで、顧客が安心して食事を楽しむことができます。
  2. レジカウンター 営業許可証をレジカウンターに置いておくことで、顧客にいつでも確認してもらうことができます。特に、店内に掲示するスペースが限られている場合は、レジカウンターに置くのがおすすめです。
  3. キッチン 営業許可証をキッチンに貼り付けておくことで、従業員が常に許可を持っていることを確認できます。また、定期的に許可書を確認して、期限切れになっていないか確認することも大切です。

営業許可証を常に提示しておくことで、顧客からの信頼を得ることができます。また、定期的に営業許可証を確認し、期限切れになっていないか確認することも大切です。

注目記事:「スクエア ターミナル」のキャンペーンは?今なら37%オフ?

会計上、営業許可証は何費?

営業許可申請料は、消費税がかかりませんので、一般的には「支払手数料(非課税)」で処理します。

注目記事:飲食店のオーダー機械『スマレジ 』の申し込みを検討中の方必見!!¥0から始めるPOS

まとめ:飲食店の営業許可証を再発行するには?

飲食店にとって、営業許可証は非常に重要な許可書です。営業許可証には有効期限があり、期限切れになると再発行が必要です。更新手続きは、期限切れの1か月前から始めることができます。更新手続きは役所への申請が必要であり、手数料が発生することもあります。

営業許可証の紛失時には、再発行手続きが必要です。再発行手続きは、役所での手続きが必要であり、再発行には手数料がかかることがあります。

営業許可証は、常に店内に掲示しておくことが求められます。具体的には、入り口やレジカウンター、キッチンに掲示することがおすすめです。営業許可証を常に提示しておくことで、顧客からの信頼を得ることができます。

期限切れになった営業許可証を持って営業してしまった場合は、罰則があります。罰則は、営業停止や罰金が科されることがあります。期限切れになる前に、更新手続きをしっかりと行い、営業許可証の期限切れを防止しましょう。

以上が、営業許可証に関する基本的な情報となります。飲食店経営者の方は、営業許可証の期限切れに注意し、必要な手続きを行うことで、安心して営業を続けることができます。

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
タップできる目次