これから飲食店をオープン(開業)するのに何からやればいいのか戸惑っていませんか?
大丈夫です!これから解説する順番にタスクをこなしていけば、迷わずに忘れずにオープンできます。
こんな方に今回の記事は役立ちます。
◯開業する流れがわからない方!
◯何からやればいいのか迷っている方!
◯もっと簡単にオープンするのにいいサービスを探している方!
◯とにかくオープンのコストを抑えたい方!
◯オープンしてからバタバタしたく無い方!
私は、30年以上飲食業界に携わってきました。
色々なオーナーさんの下でたくさんの飲食店の立ち上げ・立て直しをしてきました。
だからこそわかる細かなところを記事にしています。
少しでも参考になればいいです。
だから一つも飛ばすことなく順番にやっていけば、必ずオープンへと導けます。
オープンまで時間がないという方・人手が足りないという方は開業サポートのサービスも案内していますのでそちらをご利用ください。
実は、開業サポートを利用するとコストも抑えられ、すべて一括して頼めるのでおすすめです。
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それでは私と一緒にオープンまでにやっておくべきタスク83個を見ていきましょう!
最後までお付き合いください。
オープン1年〜3ヶ月前にやるべきタスク
1繁盛店の視察を繰り返す
なぜこの店は繁盛しているのかを分析・視察を繰り返すことによって自店への参考にします。
ダメなところを見つけ出してもあまり意味がないので良いところを見つけ出しましょう。
詳しくはこちらの記事をお読みください!⬇️
2知人など出店までのプロセスを教えてもらいましょう
出店経験者だからわかる苦労や見落としなどを教えてもらうことで自店の開業への参考にしましょう。
3店名を考える
①2~7文字である
②ショルダーネームがある
③客層を意識した字面である
④お店を連想するキーワードが入っている
⑤ゆかりのある人の名前を使っている
こういった名前の付け方は繁盛店の共通するところです。
詳しくは、また別の記事にします。
4コンセプトを作成する
- When(いつ)
- Where(どこで)
- Who(誰に)
- What(何を)
- Why(なぜ)
- How much(いくらで)
- How(どのように)
を意識して考えると考えやすいと思います。
詳しくはこちらの記事をお読みください⬇︎
5出店エリアをいくつかに設定する
エリアを決めると自ずとコンセプトの明確化や販売する商品の決め手になります。
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詳しくはこちらの記事を読んでください!
必ず役に立ちます。⬇️
6物件の相場を把握する
エリアで物件の相場はかなり変わってくるので、その辺りを知っておく必要があります。
全国の優良物件を探してトータルサポートを受けるならこちらの記事を参考にしてください!⬇️
7物件の希望条件を決定する
賃料・坪数・階数などの希望を明確化しておきましょう。
8物件情報の収集を開始する
⑦で希望の条件が決まったので実際に不動産屋などで情報を収集しましょう。
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9資金計画書を作成する
実際に物件を借りるのに必要な費用・店舗運営に必要な費用など詳しく書き出しておきましょう。
詳しくはこちらの記事をお読みください⬇️
10内外装の雰囲気・イメージを検討する
できるだけ詳しくイメージを書き出して、自店の雰囲気を思い浮かべましょう。
そうすることでメニューや営業のイメージがしやすくなります。
店舗内装をやってくれる業者を探すならこちらの記事を読んでください!⬇️
11店舗デザイン会社を探し始める
店舗デザインは細かなところまで決めるのに時間がかかるので早い目にめぼしいデザイン会社を探しておきましょう。
12メイン商品を決定する
ある程度エリア・坪数・階数・店舗イメージが決まればメインとなる商品を決めるのにイメージしやすくなっていると思います。
お店の売りとも言えるメイン商品を決めましょう。
オープン3ヶ月〜1ヶ月前にやるべきタスク
この時期になってくるとより詳しく、イメージを形にしていきましょう。
ここからは後戻りできなくなってくるので覚悟が要ります。
13候補物件を選定する
不動産屋で見つけた物件を徐々に絞り込みましょう。
これって物件があれば他の人に取られないように契約をするのも良いでしょう。
不動産屋に相談するときに「火」が使えるのかなど実際に飲食店が営業できるのかも確認しておきましょう。
意外と「火」が使ってはいけない物件があります。
物件の賃料の交渉をしてくれる不動産業者を探すならこちらの記事をお読みください。⬇️
14候補物件の周辺を現地調査する
候補物件の周りの環境などを調査しましょう。
周りに公園・駅・バス停・学校などの施設があるのかなど出来るだけ詳しく調べてターゲットになりうる客層を把握しておきましょう。
15銀行・公庫に借り入れの相談に行く
自己資金だけではなかなか開業できないので、借り入れをしなくてはいけません。
実際にどれくらい借り入れができるのか相談をしておきましょう。
銀行・公庫への借入の書類手続きを手伝ってくれる不動産の記事はこちら!⬇️
16内見する物件を決める
いい物件があったらすぐに内見の申し込みをしましょう。
内見をする際にゴキブリの死体がないかなども見ておきましょう。
17保証人の目処を立てる
銀行や公庫からの借り入れをする際には保証人が必要です。
そのための保証人を早い段階から決めておきましょう。
18物件への申し込みを行う
良い物件が見つかったら申し込みを行いましょう。
このときに保証人も必要になってきます。
19銀行・公的融資に必要な書類を作成・準備をする
融資に必要な書類・保証人を決めて実際に記入しましょう。
記入漏れなどが必ずあるので早い目に書いて訂正してもらいましょう。
銀行。公庫への書類作成をサポートしてくれるイン紹介業総合サポートの不動産会社の記事はこちら⬇️
20賃貸契約書の内容を確認する
店舗を出るときに全てきれいにしないといけないスケルトンにするのかをしっかり見ておきましょう。
21賃貸契約書を結ぶ
この契約をした時点から賃料が発生します。
22依頼する店舗デザイン会社を決定する
店舗デザイン会社は近くの会社が何かと手直しなど楽なのでそちらで探しましょう。
店舗デザインから内装工事まで請け負ってくれる不動産会社の記事はこちら⬇️
23設計・施工に関する契約書の内容を確認する
デザイン会社が決まれば契約をしましょう。
24工程表を確認する
できるだけ早く引き渡しをしてもらうために工程表で確認しましょう。
25工事保証内容を確認する
今後の手直しなど含めた内容を確認しておきましょう。
26店舗デザイン会社との契約を結ぶ
設計・施工に関する契約書の確認と工程表の確認と保証内容の確認が済めばデザイン会社との契約をしましょう。
27必要な厨房設備・機器の選定を開始する
店舗サイズで製氷機のサイズなどが決まってきます。
厨房設備メーカーとの打ち合わせを始めましょう。
28厨房のレイアウトを検討する
厨房のレイアウトは調理するのにとても大切なことです。
同線を考えながらレイアウトを決めましょう。
29厨房の設計を行う
レイアウトが決まれば設計を決めましょう。
高さ・配置などしっかり決めましょう。
30近隣に対して工事に関する挨拶をしっかりしておく
今後付き合いを必要とする近隣にトラブルにならないようにしっかりと挨拶をしておきましょう。
必ず工事で迷惑になるのでここは手を抜かないように。
31食品衛生管理者の資格を取る
食品衛生管理者は、食品衛生法第48条の規定により、製造又は加工の過程において特に衛生上の考慮を必要とする食品又は添加物であって、食品衛生法施行令で定めるものの製造又は加工を行う営業者は、その製造又は加工を衛生的に管理させるため、その施設ごとに、専任の食品衛生管理者を置かなければならないこととなっています。
営業者は、食品衛生管理者を置いたときは、15日以内に都道府県知事(保健所)に届けでなければなりません。
32保健所に営業許可の申請を行う
食品衛生管理者を取ったら速やかに保健所に届出を出しましょう。
33消防署に各種届出を行う
消防署に提出する書類は4つあります。
「防火管理者選任届出書」
「防火対象物使用開始届出書・防火対象物工事等計画届出書」
「消防用設備設置届出書」
「消防計画の届出」
これかをしっかりと提出しましょう。
これれの必要書類を用意してくれるサポートの記事はこちら⬇️
34メインメニューを確定する
12で決定したメインメニューをどのように提供するのかまで細かく決めましょう。
35サブメニューを考える
アルコール・おつまみ・サラダ・デザートなどメニュー構成を考える。
36各商品の原価を算出し売価を決定する
サブメニューが決まれば原価を算出して売価を決めましょう。
売れ筋予測商品は利益率を高く設定しましょう。
37各商品の提供時間を確認する
実際に作ってみて時間を計りましょう。
時間がかかってします商品はどこまで仕込みをするのかを検討しましょう。
38各商品を試食して見直しと改善を行う
実際に作った商品を試食して納得するまで改善しましょう。
本当にこれでお金をいただけるのか等を考えましょう。
39レシピブックを作成する
商品のレシピが確定したらレシピブックにまとめましょう。
アルバイトでも作成できるように工程も詳しく書いておくと良いです。
40自店の料理に必要な食材及び調味料をピックアップする
食材ごとにどこで仕入れるのかをピックアップしておきましょう。
41自店の店舗運営上必要なサービスをピックアップする
接客内容や提供内容をあらかじめ決めてマニュアルを作っておきましょう。
接客マニュアル・アルバイト教育をしてくれるサポートの記事はこちら⬇️
42必要な食材業者を選定する
これまでの付き合いのある業者から決めていきましょう。
43必要な店舗運営のサービス業者を選定する
例えばBGMを有線にするなら有線会社を決めたりしましょう。
44レジを選定する
POSレジにするのかなど詳しくこれから使っていくレジなのでしっかりと決めておきましょう。
POSレジ・クレジットカードなどの契約をサポートしてくれる記事はこちら⬇️
45店舗クリーニング業者を選定する
入り口のマットや床のクリーニングなど衛生面に関する業者を決めましょう。
46看板業者を選定する
店舗デザイン業者と看板業者は別のことが多いので、デザイン業者と看板業者を繋げて統一感のあるデザインにしてもらいましょう。
47各取引業者と納品単価やクオリティについて確認する
交渉次第でメインの商品が安くなることもあるのでしっかり打ち合わせをしましょう。
48各取引業者と発注⇨納品のサイクルを決定する
発注日・納品日を確認しておく
49各取引業者と納品方法を決定する
納品場所・納品時間をの取り決めを行いましょう。
50各取引業者との間の請求と支払いの方法を決定する
売掛なのかその場での現金払いなのか細かく決めておきましょう。
51店舗運営に必要なスタッフ数・シフトを検討する
実際に働いてもらうアルバイトの必要人数やシフトを先に決めてそこに実際に来てくれたアルバイトを当てはめましょう。
52募集条件・採用基準を検討する
時給・交通費・なども決めておきましょう。
アルバイトの効率的な集め方の記事はこちら⬇️
53募集方法を検討する
アルバイト雑誌で募集するのかなど細かく決めておきましょう。
54スタッフの募集を開始する
最初のアルバイトの募集は多いめに採用しましょう。
オープニングのスタッフは現実と違ってすぐに辞めていきます。
そのときにスタッフが足りなくならないように多いめに採用するのが良いです。
オープンしてからのアルバイトの採用方法はこちらの記事を読んでください。
1ヶ月前からオープンまでにやるべきタスク
55メニューブックを作成する
見やすくオリジナリティのあるメニューブックを作りましょう。
オススメが一眼でわかるメニュー作りを心がけましょう。
56各取引業者ごとの取引条件管理表を作成する
発注日・納品日・支払日をしっかりと把握できるように表にまとめておきましょう。
57各取引業者に初回の発注をする
納品日は指定して最初の発注をかけましょう。
冷蔵庫や冷凍庫が入ってからの納品をしてもらうように気をつけましょう。
58引き渡し前のチェック
店舗デザインの確認。
ドアはしっかりと動くのかなど細かなところまでチェックをしましょう。
59面接を行い合否結果の連絡を入れる
良い人材が見つかれば真っ先に合格の連絡を入れて採用しておきましょう。
60採用時に必要な書類を提出してもらう
アルバイト・社員ともに必要な書類はしっかりと提出してもらいましょう。
61自店のHPを作成する
自分でHPが作れるならいいのですが、時間と労力を考えると業者に任せたほうがいいです。
とにかく、料金を抑えて製作費無料で毎月、月額¥2,980からホームページ・ランディングページが持てるサブスクリプション型サービスです。
制作費が無料で月々の運用費も他Web制作会社よりも安く抑えることが出来る。
月々の運用費の中に修正費も含まれているため、毎月ホームページ・ランディングページの改善が可能。
62フェイスブックページなどのSNSアカウント設定する
自店のアカウントを登録してすぐに投稿しましょう。
近隣の方はどんなお店ができるのか楽しみにしてくれているので情報を早く発信しましょう。
WEB集客のサポートの記事はこちら⬇️
63その他の販促を検討する
ショップカードなどを考える
64販促手段を決定する・製作を依頼する
ショップカードやサービス券などのデザインを決めておきましょう。
意外と忘れがちでオープン時に間に合わないということがあります。
意外と忘れやすい項目です。
オープンにショップカードなどが間に合わないということがないように確実に発注しましょう。
65営業時間を決める
しっかりとしたリサーチで営業時間を決めましょう
営業時間の詳しい決め方はこちらの記事を参考にしてください⬇️
66プレスリリースを発信する
新聞広告や雑誌取材・地方の情報誌などに取材依頼を出して広告を打ちましょう。
67税務署に各届出を行う
- 開業届
- 青色申告承認申請書
- 青色事業専従者給与に関する届出書
- 給与支払事務所等の開設届出書
- 開業届
新たに事業を始める人が提出する書類です。飲食店を新しくオープンする場合は、必ず提出しなければいけません。提出期限は開業から1か月後までです。お店のオープンからではなく、開業から1か月なので気を付けましょう。 - 青色申告承認申請書
事業を行っている人は、1年に1度、決算を行って申告をしなければいけません。申告の方法には、記帳が比較的簡単な白色申告と、税制上のメリットが大きい青色申告(帳簿の種類によって10万円控除か65万円控除から選べる)の2種類があります。このうち、青色申告を希望する場合は、申告をする年の3月15日まで(1月16日以降に開業した場合は開業から2か月以内)に、青色申告承認申請書を提出しなければいけません。 - 青色事業専従者給与に関する届出書
青色申告を行う事業者が、親族や配偶者を専従者として雇う場合に必要です。なお、仕事の合間にお店を手伝うという場合は、青色事業専従者には該当しません。 - 給与支払事務所等の開設届出書
飲食店でパートやアルバイト、正社員など、人を雇う場合に必要です。
各種行政への手続きのサポートをしてくれる記事はこちら⬇️
68各都道府県税務署に事業開業の届出を行う
地方税の届出、開業より1ヶ月以内に提出すること。
69各市町村役場に開業の届出を行う
地方税の届出、開業より1ヶ月以内に提出すること。
70年金事務所に健康保険・年金関係の届出を行う
開業より1ヶ月以内に提出すること。
71公共職業安定所(ハローワーク)に雇用保険の届出を行う
開業より1ヶ月以内に提出すること。
72労働基準監督署に労災保険の届出を行う
開業より1ヶ月以内に提出すること。
73警察署に深夜営業を届け出する
深夜12時以降もお酒を提供する場合のみ
74時点に必要な厨房備品・消耗品を購入する
細かなものが多いため必ずリストアップして書い忘れないようにしましょう。
75店舗設備の稼働確認をする
厨房設備・空調・電話・レジなどの稼働するのか確認しましょう。
76店舗備品が揃っているのか確認し所定の位置に収納する
食器類・消耗品類・リネン品など所定の位置に収納しましょう。
77販促品の内容を確認して収納する
メニュー・ショップカード・パンフなどしっかりと目を通して確認したら所定の位置に収納しましょう。
78従業員の管理手段を検討する
タイムカードで管理するのか手書きで管理するのかなど。
シフトも週単位なのか月単位なのかなど色々決めます。
オペレーション・マニュアルの作成サポートの記事はこちら⬇️
79売り上げなどお金の管理手段を検討する
毎日売り上げを銀行に入金するのかなどを決めましょう。
80店舗専用口座を開設する
メインバンクに自店の口座を設けましょう。
81トレーニングを行う
アルバイトにマニュアルを叩き込んで、実際の流れを取り入れながらロールプレイを行いましょう。
82オープニングのレセプションを行いましょう
工事で迷惑をかけた近所の方や業者様などを招待してレセプションを行いましょう。
改善点が見つかれば即座に改善しましょう。
83料理・価格・サービス・空間演出などの最終的な見直しをする
オープンの前の最終チェックです。
レジの設定ミスや照明の角度まで細かなところまでチェックしましょう。
まとめ:オープンまでにやるべきタスク
ここまでがオープンまでにやるべきタスクでした。
オープン1ヶ月前からは怒涛の忙しさになります。
どれも外せない大切な事項ですのでしっかりとチェックを入れて確認しながらオープンに備えましょう。